電子書籍サービスって年々増えてきてますが、各社のサービスの違いってイマイチよく分からないじゃないですか。
市販の本屋ならぶっちゃけどの店を利用しても大して変わらないと思うんですけど、電子書籍は割引セールとかクーポンとか各社色々違いがあるんで、ある程度特徴を知っておいた方がいいと思うんですね。
今回は僕が愛用している2大電子書籍ストアのうち「BookLive」に焦点を当てて、サービス内容と運営会社業績についてまとめてみました。
記事の最後には、半額クーポンがもらえる会員登録方法も載せています。
アカウント作るだけ無料で読めるようになる漫画もたくさんあるんで、ものは試しで使ってみてください。
目次
BookLiveとは
BookLiveの特徴
BookLiveは、2018年2月現在、合計68万タイトルを配信している電子書籍販売サイトです。主に漫画の取り扱いが多いですが、TL(ティーンズラブ)とかBL(ボーイズラブ)とか好きな人が好きそうなコアなジャンルも揃えていて幅広いファンを掴もうとしているのが特徴です。
電子書籍を読む方法
BookLiveで購入した電子書籍を読むには、専用のアプリ(BookLive Reader)を使う方法と、GoogleChrome、FireFox、Safariなどのインターネットブラウザを使う方法があります。
アプリは、iOS/Android/Windowsの3つのOSで提供されています。僕はMacユーザなので、スマホで見るときはアプリ、PCで見るときはブラウザと使い分けています。
対応端末は作品ページの下側で確認で確認できます。右側のボタンをクリックするとビューアーが起動して本を読めます。
対応端末欄の左端に表記されているLideoってのはBookLiveの専用端末のことです。Lideoは2016年に販売終了されていますし、わざわざ専用端末を買わなくても無料アプリとブラウザがあれば充分です。
BookLiveポイント
BookLiveポイントは、1ポイント=1円で電子書籍の支払いに利用できます。
最大20万ポイントまで貯められて、付与されてから5ヶ月で失効です。
ポイントはポイントバックキャンペーンとかで付与される他、全国のローソンとか三省堂書店とかで売ってるプリペイドカードでも買うことができます。
購入したプリベイドカードは、BookLiveにログインしてプリペイド入力画面からポイントに反映することができます。
BookLiveクーポン
BookLiveクーポンは、電子書籍の割引券として利用できます。
クーポンの種類は色々あって、特定の出版社やジャンルだけに限定されたものから全作品を対象としたものまで数十種類あります。
クーポンはキャンペーンやメルマガで不定期に貰えるほか、毎日ガチャを回しても貰うことができます。
ガチャクーポンは基本的に1日1回だけなんですけど、好みのクーポンが出なかった場合はSNSにシェアすることで再度回すことができます。
twitterでbookliveを検索すれば「ドキドキクーポンガチャ!」みたいなのがたくさん出てきますが、この人たち全員ガチャを回してる人たちです。
僕が知ってる限り多分一番良いクーポンは「全作品50%オフ何冊でも利用可能」なやつですね。
獲得したクーポンは、画面右上のクーポンから確認することができます。
作品を買うときにクーポンを適用すると割引を受けられます。
新規会員登録後に半額クーポンを貰う方法はこの記事の下段に記載しています。
無料配信
BookLiveが扱っている全ての作品は、無料で試し読みができます。試し読みは非会員でもできるんで、ちらっと作品の頭を読んでみたいとか、電子書籍がどんな感じなのか試してみたいって人はとりあえず触ってみると良いと思います。
各作品の個別ページを開いて「ブラウザ試し読み」ってのを押すと読めます。
あと、会員向けには1冊丸ごと無料で読める作品も常時配信されています。
連載中の人気漫画からラノベとか写真集とかアダルト作品とか全ジャンルが対象なんで結構読み応えありますよ。
新刊オート購入
新刊オート購入とはその名の通り、あらかじめ書籍を登録しておくと新刊の発売日に自動で購入してくれてメール通知が届く機能です。
これ、電子書籍の最強機能です!
必ず買ってるマンガとか毎週読んでる雑誌とかを登録しておけば、購入の手間も買い忘れもなくなるんで最高です。
利用条件としてクレジットカードの登録が必要ですが、一度使えば手放せなくなるのでこの便利さをよく味わってください。
BookLiveでは漫画と雑誌の2ジャンルのみがオート購入に対応しています。
BookLiveの運営会社
本の所有権は誰のもの!?知っておくべき電子書籍の7つのデメリットの記事にも書きましたが、電子書籍はサービスが終了するとそれまでに買った本が全て読めなくなる恐れがあります。
なので、万が一のサービス終了リスクを防ぐためにも、ストアを運営している企業の実体や業績も考慮してサービスの利用可否を判断した方が安全です。
結論から言うと、BookLiveは業績も良く、今後の成長が期待できる事業展開をしているんで倒産リスクは限りなく低いと僕は思っています。
業績と今後の成長性
BookLiveは、印刷業界最大手である「凸版印刷」の子会社「BookLive」が運営しています。所在地は東京都港区、2011年に設立されました。
非上場企業でIR(業績広報)情報が確認できなかったので不本意ながらwikipediaを参考にしますが、2017年3月期の売上は116億5400万円ということです。これはライバル社のイーブックイニシアティブジャパン社の売上と同等です。イーブックイニシアティブジャパン社は、2000年のITバブル期から電子書籍ストア(現eBookStore)を運営し、電子書籍業界を牽引してきた老舗企業です。つまりBookLive社は、創業7年にしてこの老舗企業と市場のシェアを二分するライバル企業にまで成長したってことです。すごいっすね。
イーブックイニシアティブジャパン社が公開しているIRを見る限り、eBookJapanの売上はここ数年右肩上がりを続けています。これは、電子書籍業界市場そのものが拡大していると解釈してイイでしょう。なので、同等にシェアを奪い合うBookLive社も未上場ながらかなり商売繁盛してるんじゃないかなーと思っています。
その証拠に、BookLive社は2017年3月31日にマザーズの上場企業であるアプリックスIPパブリッシング社及びその子会社のフレックスコミックス社をまとめて買収し、どちらも完全子会社化しています。未上場企業であるBookLive社が上場企業を子会社化するというのはなかなか面白い図式ですが、それだけBookLiveの資本が強力だってことなんじゃないでしょうか。
買収の目的は公式のニュースリリースによると、オリジナルコミックの運営ノウハウを持ってるフレックスコミックス社と協力して、BookLive社としてのオリジナルブランドを強化して行きたいってことらしいです。
結果、以下2つの新レーベルが立ち上げられ、いずれもBookLiveで最新作の先行配信を行っています。
あと、商業誌だけでなく個人誌の市場拡充も視野に入れているようで2017年11月には創作系個人誌専門のブリック出版を設立しています。ブリック出版は、マンガ・小説・エッセイ・評論等、ALLジャンルの創作系個人誌を専門に取り扱い、その第一弾として百合専門誌ガレットの配信を開始しています。
とまぁググりながら色々書きましたが、単に今ある電子書籍ストアを運営してるだけじゃなくて、より多くの市場を獲得しようと積極的に動いてる様子は見て取れました。これから先に展開にも注目していこうと思います。
会員登録と半額クーポン獲得手順
BookLiveに興味を持った方は、早速使ってみてください。
アカウントの作り方から半額クーポンをもらう方法まで書いています。
トップページ右上の無料会員登録ボタンをクリック!
BookLiveのトップページを開き、画面右上の「無料会員登録」ボタンをクリック。
メールアドレスを入力して登録!
受信用のメールアドレスを入力して「メールで会員登録(無料)」ボタンをクリックします。
この時点で仮登録されます。
数分以内にメールが届きますので、そこから本登録を進めます。
メール本文のリンクをクリック!
登録したメールアドレス宛に下記件名のメールが届きますので、本文に記載のリンクをクリックします。
送信元メールアドレス | info@booklive.jp |
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件名 | 【BookLive!】会員仮登録のお知らせ |
ユーザー情報を入力!
リンクをクリックすると、ユーザー情報の入力画面が開きます。
パスワード、ニックネーム、生年月日、性別を入力してから「同意して確認画面に進む」ボタンをクリックします。
入力したユーザー情報を確認!
入力内容を確認して問題がなければ「登録」ボタンをクリックします。
なお、メールアドレスもユーザ情報も後で変更することができますので間違えても特に支障はありません。
ここまでで本会員登録は完了です。
半額クーポンももらおう!
BookLiveでは新規会員全員に半額クーポンが配布されます。
画面の中ほどにある「クーポン入手」ボタンをクリックしましょう。
このように「入手済み」になれば無事にクーポンを獲得できています。クーポンは本を購入する時に利用できます。
まとめ
この記事ではBookLiveについてご説明しました。
ガチャクーポン、無料配信コンテンツ、新刊オート購入あたりを活用してお得に便利に使えるのが特徴ですね。
運営会社のBookLive社も積極的に事業を展開しているので今後の成長に期待しています。
eBookJapanの無料アプリやポイントセールなどサービス徹底解説!にはeBookJapanの特徴もまとめてるんで、合わせて読んでみてください。