eBookJapanと言えばイーブックイニシアティブジャパン社が運営する超大手の電子書籍ストアですが、同社はYahooJapan社によって2016年に子会社化されました。そしてこのたび、両社が共同開発・運営する新アプリ「ebookjapan」がリリースされました!
Yahoo社はイーブックイニシアティブジャパン社の電子書籍事業のノウハウを活かして、無料コミックユーザをターゲットとしたキラーコンテンツであるこの新アプリを今後普及していく狙いです。
新アプリの内容についてイーブックイニシアティブジャパン社の公式発表がありましたのでリンクしておきます。
[PDF] iOS 版コミックアプリ「ebookjapan」リリースのお知らせ
目次
新アプリの特徴
今回の新アプリはマンガを無料で毎日楽しむことがコンセプトです。リリースされた時点で読める無料コミックは1500冊以上!今後もドシドシ追加されていきます。
無料コミックは以下の3つのパターンで読むことができます。
- 毎日4枚配布されるチケットでマンガを読むことができます(無料チケット)
- 定期的に更新される最新の漫画を無料で読み進めることができます(無料連載)
- 人気マンガを複数巻まるごと無料で読むことができます(1冊無料)
既に無料コミックアプリとして有名な「マンガワン」「マンガボックス」「ジャンププラス」などのライバルアプリですね。
現行アプリ(ebiReader)との違い
現行のアプリであるebiReaderは、電子書籍ストアeBookJapanで買ったマンガを閲覧するためのアプリです。
それに対して今回の新アプリは、既存のeBookJapanとは全く別の新サービスとして、無料コミックの閲覧に特化したアプリです。
名前が同じなので非常に分かりにくいですが「電子書籍ストアeBookJapan」と「新アプリebookjapan」は現時点では全く別のサービスです。
ですので「電子書籍ストアeBookJapan」で購入したマンガを「新アプリebookjapan」で読むことはできません。「電子書籍ストアeBookJapan」で購入したマンガを読めるのは「現行アプリebiReader」ですので間違えないようにしましょう。
せめてサービス名くらい変えてほしかったのですが何か大人の事情でもあるんですかね。一応電子書籍ストアeBookJapanはBとJが大文字、新アプリebookjapanは全て小文字という違いはあるみたいですが、ユーザからすればどっちも同じに見えてしまいますよね。
ただ、今後「電子書籍ストアebookjapan」で購入したマンガは「現行アプリ」だけでなく「新アプリ」でも読めるように機能追加予定と発表されていますので、将来的にはどちらのアプリでも読めるようになるのではないかと思われます。
新アプリのダウンロード方法
iOSおよびAndroidに対応しています。
■ダウンロードURL

新アプリの操作感
アプリを起動するとこんな画面になります。とにかく無料推しですね。
アプリが「オススメ」「連載無料」「1冊無料」の3つの画面で構成されています。
連載無料画面に進むと無料チケットがもらえました。朝8時に2枚、夜8時に2枚、毎日合計4枚のチケットがもらえます。
1冊無料画面に並ぶマンガもなかなか豪勢なラインナップです。
特に使ってて違和感を感じることもなく、よくある無料コミックアプリと概ね同じ操作で読めるので直感的でわかりやすいですね。
2018年7月時点での主な無料配信タイトル
中間管理職トネガワ
Dr.STONE
かげきしょうじょ!!
名探偵コナン
ゴールデンカムイ
進撃の巨人
聖おにいさん
ちはやふる
IS
シドニアの騎士
彼氏彼女の事情
闇金ウシジマくんBANANA FISH
ピアノの森
宇宙兄弟
医龍
へうげもの
僕のヒーローアカデミア
動物のお医者さん
ぐらんぶる
デビルズライン
いぬやしき
七つの大罪
ニセコイ
などなど、他にもいろいろあります。これだけの人気作品が無料で読めるのはすごいですね!
有料コミックもあります
無料コミックとして提供されているのは大体1巻〜3巻くらいまでなので、そこまで読んで気に入ったら購入して続きを読む形になります。
有料コミックも13万冊以上が取り揃えられているので、気に入った作品をアプリ内で購入することはできるんですが、個人的には無料アプリで有料コミックを買うのはあまりオススメできません。
無料アプリのコミックは高い
まず1つめの理由は単純に高いからですね。基本的に定価での購入しかできないので、どうせ買うなら一般的な有料電子書籍ストアの割引セールやクーポン、ポイント還元キャンペーンを使って買った方が遥かに安いです。
無料アプリはサービス終了しやすい
そしてもう1つの理由は、コミックを買ってもサービスが終了したら読めなくなる可能性があるからです。そもそもが無料で読みたがってるユーザをターゲットにしたアプリなので、有料の電子書籍サービスに比べたら売上げに繋がりにくいビジネスです。もしかしたら数年後には採算が合わずにサービスが終了してしまうかもしれません。そうなるとせっかく買ったマンガは読めなくなってしまうので、どうせ有料作品を買うなら有料の電子書籍ストアで買ったほうが遥かに安全です。
どうせ買うなら有料サービスで買ったほうが安いし安全
取扱ってる作品数が多くて、割引キャンペーンやクーポンが多くて、サービス終了リスクが低い電子書籍ストア。この3つの要素を兼ね備えるサービスとしてはBookLiveと
eBookJapanがオススメです。
BookLiveは毎日日替わりで割引クーポンがもらえますし、
eBookJapanは割引セールとポイント還元キャンペーンが豊富なのでまとめ買いに向いてます。以下の記事に2つのストアの特徴を書いていますので参考にしてください。ちなみに、どちらも初回登録時に割引クーポンがもらえます。
【参考記事】
電子書籍ストアBookLiveの割引クーポンから企業評価まで徹底解説!
eBookJapanの無料アプリやポイントセールなどサービス徹底解説!
まとめ
老舗のWebサービスとして多数のユーザを抱えるYahooが電子書籍事業に進出してきたことで、業界全体が盛り上がって電子書籍ユーザもドンドン増えてくるはずです。紙の本よりも遥かに便利なので、まだ電子書籍を使ってない方はこれを機にぜひ読んでみてください。